2020年3月の活動状況
・(一社)近畿建設協会の支援による「タイムタインを都心地区から考える」の一環、北大江地域活動協議会、北大江連合振興町会との共催で、3月25日午後6:00より北大江地域防災力向上フォーラム「マンション・地域~助け合いを学ぶ~Ⅵ」をエルおおさかで開催しました。
・新型コロナウィルス感染拡大防止のため、例年好評なマンション、ビル、災害時避難所等のグループに分かれてのワークを取りやめ、机や人の間隔を開けて実施しました。
・前半は、兵庫県立大学の紅谷昇平先生から、近年の災害状況やその対応における課題と、リスクコミュニケーションにおける注意点、防災に関する計画やマニュアルづくりで扱う内容や留意点などについて具体的なお話をお聞きしました。
・後半は、大阪府が発表した大災害時の帰宅ルートについて専門家から報告いただいた上で、現在改定を検討している「北大江地域地区防災計画(案)」に沿って状況をイメージしながら、計画の具体化について意見交換しました。
・地区防災計画(案)を2015年に作成した後、大手前高校定時制との合同実習が実現し、またバリアフリー、まちのガイドやサイン、タイムラインなどを検討した成果を踏まえ、様々な立場から活発な意見交換ができました。さらに意見交換を重ね7月には改定版を発行する予定です。
・紅谷先生からは、長年の活動の積み重ねにより、地区防災計画(案)がより具体的なマニュアル的なものになってきており、地域の住民や事業所で共有できたら、いざという時に役立つだろうと評価いただきました。
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