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2023年9月 7日 (木)

災害時の避難場所実習at中央高校の様子

9月7日(木)19:30~21:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

7月の大手前高校実習に引き続き、2025年地区防災計画(案)改定に向けて作成中の、臨機の災害対応方針を試行することができました。

大災害時には、自らや家族等の安全確保をしたうえで集まる地域の有志よりも先に、帰宅困難者をはじめとする避難者が避難場所に集まってくると思われます。地域有志はその中で、手分けして地域の災害対応や、2つの高校での臨機の対応を始めることになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開ける流れになります。
また、一時避難場所といっても、公園と違い高校の運動場は開校時間内も開校時間外も開いていません。

今回は以下の方針で実習を開始しました。
○発災直後は校舎を開錠せず、まず集まった地域有志が地域の災害対応の役割分担し活動を開始する
○そのうち中央高校の準備担当が指揮し、避難者全員が運動場で役割分担して臨機の避難場所対応の準備を行なう
○臨機の災害対応の準備が出来たら、避難場所と状況に応じて改めて役割分担し運営を開始する

昨年は、参加者が正面玄関前に集合した19:30に雨が降り始めたので、校舎を開錠し1階玄関ホールで実習を開始しましたが、今年は想定通り校舎には入らず実習を開始しました。

23090708 進行役による状況想定の説明の後、地域参加者が地域の災害対応を分担する実習をしましたが、想定している「本部隊」「大手前高校避難場所準備隊」「中央高校避難場所準備隊」「総務隊」「地域調査隊」「初期消火・救助隊」「北大江公園保全隊」各2名以上には到底足りないメンバーしか参加していないことを確認しました。

23090713 地域の会館に本部物資を準備できる地域と違い、北大江地域では、まず地域の災害対応を開始するためにはそのための物資を区別して中央高校の備蓄物資庫から先に持ち出す必要があります。今年の大手前高校実習では避難場所での臨機の対応準備のために地域の本部から大手前高校に運ぶリュックを作成しましたが、このリュックも含め他の担当にも必要と思われる地域の臨機対応物資を入れたキャリーケースをつくり進行役から紹介しました。備蓄物資庫の一番出しやすいところの保管します。

23090734 続いて、地域有志で役割分担した中央高校避難場所準備隊のリーダーの指揮のもと、全員で道路を挟んだ南側のグランド構内に移動し、備蓄物資庫から避難場所の臨機対応物資(黄色テープが目印)をグランド外に運んで並べ、リーダーがグランドの鍵開けしてグランドに集合しました。そこで、参加者全員が臨機の対応準備を役割分担し、班ごとのゼッケンをつけました。

20:00 以下の5班に分かれ、リーダーから渡されたアクションカードに沿って実習しました。
23090721 ○本部班:本部位置の検討と報告・指示の記録実習
○総務・情報班:区役所職員の指導により、防災行政無線による連絡と情報収集・伝達、特設公衆電話使用の実習
○管理・設営班:クラブハウストイレ、校舎出入口、7階8階屋内避難場所の開錠と点検
○管理・衛生班:区役所職員の指導により、簡易トイレの使用実習、トイレの管理方法確認
○誘導・救護班:消防署職員の指導により、応急救護等の備蓄状況点検と活用実習

23090736 20:25 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収を開始。

20:40 校舎玄関ホールに全員集合し、
区役所職員に指導により、ダンボールベッドとパーティションの組み立ての実習をしました。

23090728 20:50 校舎玄関ホールでふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
・各班から本部への報告はなかった
・特設公衆電話の端子は暗い中では探すのが大変
23090754 ・鍵開けのタイプがいろいろで初めての人には無理
・余震を考えると校舎内に入るときはヘルメットが必要ではないか
・トイレでランタンがすぐ使用できる準備が必要
・備蓄された救護物資では少人数への簡単な処置しかできない

○関係機関から助言をいただきました。
・実習で得たヒントを活かし実際の現場では周りの人を指導してほしい
・備蓄物資や資機材の不足を各家庭などからの持ち込みや身近にある物の使い方の工夫で補ってほしい
・実習での体験は大きな力になるがみんなが集めれるとは限らないので周りの人に伝えておいてほしい

○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・今回は雨が降らず良かったが、悪天候もイメージして実習しよう
・新たな取組みでの気づきを活かしてかしてバージョンアップしよう
・アクションカードの作成により仕組みが整ってきた
・実習や実践の検討とともに、7階8階を避難場所とする構成について検討してほしい
・コロナ禍の経験を振り返り対応を見直す時期ではないか

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。
 参加者は約30名、アンケート回答は21件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。


230907training

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