2024年3月15日 (金)

地域防災力向上フォーラムの様子

24031563 3月15日にエルおおさかで、北大江地域防災力向上フォーラム「能登半島地震から学ぶ 震災直後の初期対応/防災講座&ゲーム」を、中央区役所、中央消防署、東警察署の協力で開催しました。(北大江地域活動協議会、北大江連合振興町会との共催)

24031518  前半の講座では、兵庫県立大学の紅谷昇平先生から「震災直後の初期対応のポイントと令和6年能登半島地震の教訓」というテーマで、発災直後から避難生活に至るまで関連死を招くことのない備えの必要性や方策など、自助・共助の力を高める活動のヒントをいただきました。

24031532  後半のゲームでは、「某マンション」「某ビル」「中央高校避難場所」「大手前高校避難場所」「地域災害対応本部」の5つのグループに分かれて話し合いながら、初期対応で優先される任務のシールを建物の図面の該当場所に貼ったり、24031514 「安否確認」や「安全点検」などの役割分担ごとに出来事カードを引いて、対応を「自力で対処する」「他グループに連絡する」「対処しない」に仕分けし、相互に連絡したり、消防署や区役所など関係機関に協力要請し回答を確認したりしました。

24031530  ゲームの後、関係機関から、災害時は消防活動が最優先になり救急や救助ができないので、初期消火や閉じ込め救助などに自力で対処できるよう備える必要があると指摘がありました。

24031527  紅谷先生からは、このようなゲームが実際の対応での判断基準の共有や、自助・共助のための人間関係づくり、自らに必要な備えの気づきなどに効果的だというコメントをいただきました。

24031544  地域活動協議会、連合振興町会、まちづくり実行委員会では、今回の成果を臨機の災害対応方針づくりと、夏に予定している災害時の避難場所実習に活かし、地区の防災力をさらに高めていきたいと考えています。

24031536  参加者は30名、アンケート回答は21件で、ほとんどの方が続けて参加したいという回答でした。

 

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2023年9月 7日 (木)

災害時の避難場所実習at中央高校の様子

9月7日(木)19:30~21:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

7月の大手前高校実習に引き続き、2025年地区防災計画(案)改定に向けて作成中の、臨機の災害対応方針を試行することができました。

大災害時には、自らや家族等の安全確保をしたうえで集まる地域の有志よりも先に、帰宅困難者をはじめとする避難者が避難場所に集まってくると思われます。地域有志はその中で、手分けして地域の災害対応や、2つの高校での臨機の対応を始めることになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開ける流れになります。
また、一時避難場所といっても、公園と違い高校の運動場は開校時間内も開校時間外も開いていません。

今回は以下の方針で実習を開始しました。
○発災直後は校舎を開錠せず、まず集まった地域有志が地域の災害対応の役割分担し活動を開始する
○そのうち中央高校の準備担当が指揮し、避難者全員が運動場で役割分担して臨機の避難場所対応の準備を行なう
○臨機の災害対応の準備が出来たら、避難場所と状況に応じて改めて役割分担し運営を開始する

昨年は、参加者が正面玄関前に集合した19:30に雨が降り始めたので、校舎を開錠し1階玄関ホールで実習を開始しましたが、今年は想定通り校舎には入らず実習を開始しました。

23090708 進行役による状況想定の説明の後、地域参加者が地域の災害対応を分担する実習をしましたが、想定している「本部隊」「大手前高校避難場所準備隊」「中央高校避難場所準備隊」「総務隊」「地域調査隊」「初期消火・救助隊」「北大江公園保全隊」各2名以上には到底足りないメンバーしか参加していないことを確認しました。

23090713 地域の会館に本部物資を準備できる地域と違い、北大江地域では、まず地域の災害対応を開始するためにはそのための物資を区別して中央高校の備蓄物資庫から先に持ち出す必要があります。今年の大手前高校実習では避難場所での臨機の対応準備のために地域の本部から大手前高校に運ぶリュックを作成しましたが、このリュックも含め他の担当にも必要と思われる地域の臨機対応物資を入れたキャリーケースをつくり進行役から紹介しました。備蓄物資庫の一番出しやすいところの保管します。

23090734 続いて、地域有志で役割分担した中央高校避難場所準備隊のリーダーの指揮のもと、全員で道路を挟んだ南側のグランド構内に移動し、備蓄物資庫から避難場所の臨機対応物資(黄色テープが目印)をグランド外に運んで並べ、リーダーがグランドの鍵開けしてグランドに集合しました。そこで、参加者全員が臨機の対応準備を役割分担し、班ごとのゼッケンをつけました。

20:00 以下の5班に分かれ、リーダーから渡されたアクションカードに沿って実習しました。
23090721 ○本部班:本部位置の検討と報告・指示の記録実習
○総務・情報班:区役所職員の指導により、防災行政無線による連絡と情報収集・伝達、特設公衆電話使用の実習
○管理・設営班:クラブハウストイレ、校舎出入口、7階8階屋内避難場所の開錠と点検
○管理・衛生班:区役所職員の指導により、簡易トイレの使用実習、トイレの管理方法確認
○誘導・救護班:消防署職員の指導により、応急救護等の備蓄状況点検と活用実習

23090736 20:25 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収を開始。

20:40 校舎玄関ホールに全員集合し、
区役所職員に指導により、ダンボールベッドとパーティションの組み立ての実習をしました。

23090728 20:50 校舎玄関ホールでふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
・各班から本部への報告はなかった
・特設公衆電話の端子は暗い中では探すのが大変
23090754 ・鍵開けのタイプがいろいろで初めての人には無理
・余震を考えると校舎内に入るときはヘルメットが必要ではないか
・トイレでランタンがすぐ使用できる準備が必要
・備蓄された救護物資では少人数への簡単な処置しかできない

○関係機関から助言をいただきました。
・実習で得たヒントを活かし実際の現場では周りの人を指導してほしい
・備蓄物資や資機材の不足を各家庭などからの持ち込みや身近にある物の使い方の工夫で補ってほしい
・実習での体験は大きな力になるがみんなが集めれるとは限らないので周りの人に伝えておいてほしい

○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・今回は雨が降らず良かったが、悪天候もイメージして実習しよう
・新たな取組みでの気づきを活かしてかしてバージョンアップしよう
・アクションカードの作成により仕組みが整ってきた
・実習や実践の検討とともに、7階8階を避難場所とする構成について検討してほしい
・コロナ禍の経験を振り返り対応を見直す時期ではないか

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。
 参加者は約30名、アンケート回答は21件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。


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2023年7月18日 (火)

災害時の避難場所実習at大手前高校の様子

7月18日(火)19:15~20:45、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催、大手前高校定時制課程との合同で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

19:15からとはいえ猛暑下での実習になりましたが、地域内外からの参加がありました。23071804

高校開校時には、校内で生徒等の安全確保や校舎の安全確認を行なっている間も、玄関前には避難者が集まってくると思われます。一方、地域の自主防災組織では、自らや家族等の安全確保をしたうえで、有志がいったん地域の対策本部に集まり、手分けして2つの避難場所(大手前高校と中央高校)へ向かうことになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開けるということになります。

23071820 今回は以下の想定で実習しました。
○発災直後は校門を開錠せず、避難所協力担当の高校職員は臨機対応物資を備蓄物資庫から出して準備する
○自主防災組織有志が到着後、避難者全員で避難場所を運営することを確認の上で校門を開錠し運動場に集合する
○そのまま運動場に待機するか、建物内の使用するかは区役所の判断を待つこととし、いずれにしろ必要な作業を手分けして行う

23071830 申込参加者は、19:15に校門前に集合し、進行役から実習の想定説明を受けた後、自主防災組織有志が隊長となり、避難者全員による運営を確認しました。

この間、高校職員は備蓄物資庫から臨機対応物資を、事務室から防災行政無線とポータブル発電機用ガスボンベを出して、校門の開錠立会に向かいました。

23071831 19:30 避難者は高校職員の校門到達を待って校門を開け運動場に集合整列し、臨機の対応を行なう6班に分かれて実習しました。
○本部班:各班の活動の統括と物資の提供管理、指示・報告の記録の実習
○総務・情報班:区役所職員の指導により、防災行政無線による連絡と特設公衆電話設置の実習
○管理・設営班:ポータブル発電機と投光器の設置・点灯、屋内避難場所の点検と開錠
○管理・衛生班:区役所職員の指導により、簡易トイレの使用実習、トイレの管理方法確認
23071836 ○誘導・救護班:消防署職員の指導により、応急救護等の備蓄状況点検と活用実習
○消火班:消防署職員の指導により、可搬式ポンプの設置と起動体験、

20:05 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収。

20:15体育館棟の小競技場に全員集合して
区役所職員に指導により、グループに分かれてダンボールベッドとパーティションの組み立ての実習をしました。

20:35小競技場でふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
・鍵が合わない、鍵の室名表示がわかりにくい
・トイレ管理の初動の重要性を認識した

23071838 ○関係機関から助言をいただきました。
・実際に備蓄物資を使ってみた成果を活かして本番では他の人を指導してほしい
・救急箱の中身など救護物資が圧倒的に不足しているので自ら生活なタオルなどを持ち寄ってほしい
・可搬式ポンプの使い方は器具庫や機器に表示があるので確認して使ってほしい
・実習のことを知人に広めて防災への関心を高めてほしい

23071847 ○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・鍵の不具合など毎回の課題発見はむしろ継続の成果であり意義がある
・本部を体育館に近接させることで上階からのガラス落下などの心配が減った
・ダンボールベッド実習は次の行動判断に役立つ
・トイレが我慢できないなど計画通り進まないことの覚悟も必要

23071871 ○最後にアンケートをに回答記入いただきました。
 参加者は約40名、アンケート回答は18件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。


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2023年3月17日 (金)

北大江地域防災力向上フォーラムの様子

Img_4233    3月17日(金)18:00~20:00、エルおおさかで、北大江地域活動協議会 、北大江連合振興町会と共催の、北大江地域防災力向上フォーラム「マンション・ビル・避難場所での臨機の災害対応/実践講座&ゲーム」を、中央区役所、中央消防署、東警察署の協力で開催しました。

Img_4234  前半は、兵庫県立大学の紅谷昇平先生から、「災害医療と要配慮者対応」というテーマで、大災害時における全国的な傷病者対応の枠組みや避難時の要配慮者対応の留意点など、臨機の際に活かせる活動のヒントをいただきました。

Img_4223  後半のゲームでは、「某マンション」「某ビル」「中央高校避難場所」「大手前高校避難場所」「地域災害対応本部」の5つのグループと「関係機関」に分かれ、それぞれで「安否確認」や「安全点検」などの役割分担をし、役割ごとに出来事カードを引いて、対応を「自力で対処する」「他グループに連絡する」「対処しない」に仕分けし、連絡する出来事については「連絡シート」をつくって、相互に連絡・回答しあいました。他のグループに連絡しても期待した答えは返ってきませんでした。

Img_4224  ゲームの後の各グループからの発表では、対処したくてもできないことが多い現状が認識できたとか、判断できないことをどこに聞けばよいか知りたいなどの意見がありました。

Img_4230  紅谷先生からは、このゲームにより他の場所で起こっていることをイメージしながら災害対応ができるようになるだろうという評価と、出来事対応に気を取られると全体状況を見失いかねないから気をつける必要があるなどのコメントをいただきました。

Img_4225  地域活動協議会、連合振興町会、まちづくり実行委員会では、今回の成果を臨機の災害対応方針づくりと、夏に予定している災害時避難所実習に活かし、地区の防災力をさらに高めていきたいと考えています。

Img_4250  参加者は29名、アンケート回答は21件で、ほとんどの方が続けて参加したいという回答でした。

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2022年9月 1日 (木)

災害時の避難場所実習at中央高校の様子

9月1日(木)19:30~21:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

昨年は、感染症拡大防止のためオンラインで避難場所でのトリアージのイメージトレーニングをしましたが、今年は事前申込み制ながら現地での実習とし、地域内外からの参加がありました。7月12日の大手前高校実習に引き続き、コロナ禍でメンバーを絞って行った避難場所実習やオンラインフォーラムなどの成果をもとに作成中の、臨機の災害対応方針を試行することができました。

大災害時には、自らや家族等の安全確保をしたうえで集まる地域の有志よりも先に、帰宅困難者をはじめとする避難者が避難場所に集まってくると思われます。地域有志はその中で、手分けして地域の災害対応や、2つの高校での臨機の対応を始めることになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開けるということになります。
また、一時避難場所といっても、公園と違い高校の運動場は開校時間内も開校時間外も開いていません。

22090105 今回は以下の方針で実習を開始しました。
○発災直後は校舎を開錠せず、まず集まった地域有志が地域の災害対応の役割分担し活動を開始する
○そのうち中央高校の準備担当が指揮し、避難者全員が運動場で役割分担して臨機の避難場所対応の準備を行なう
○臨機の災害対応の準備が出来たら、7階、8階に屋内避難場所がある校舎を開錠する

22090130 実際には、申込み参加者が正面玄関前に集合した19:30に雨が降り始めたので、校舎を開錠し1階玄関ホールで実習を開始しました。

進行役による状況想定の説明の後、まず、参加者を地域参加者と地域外からの参加者に分かれ、地域参加者が地域の災害対応を分担する実習をしました。

22090119 続いて、中央高校での災害対応を担当する地域参加者(避難場所準備隊長)の指揮のもと、参加者全員で臨機の対応準備を役割分担し、備蓄物資庫から臨機対応物資を集合場所に運びました。

20:00 以下の5班に分かれ、避難場所準備隊長から渡されたアクションカードに沿って実習しました。
○本部班:本部位置の検討と報告・指示の記録実習
22090127 ○総務・情報班:区役所職員の指導により、防災行政無線による連絡と情報収集・伝達、特設公衆電話使用の実習
○管理・設営班:ポータブル発電機と投光器の設置・点灯、屋内避難場所の開錠と点検
○管理・衛生班:区役所職員の指導により、簡易トイレの使用実習、トイレの管理方法確認
○誘導・救護班:消防署職員の指導により、応急救護等の備蓄状況点検と活用実習

22090116 20:30 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収を開始。

20:40 全員集合してふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
22090121 ・実習の体験から在宅避難の重要性がわかる
・様々な立場の人の意見を次のステップに活かそう

○関係機関から助言をいただきました。
・実習の成果を地域に情報発信する工夫が必要
22090134 ・各避難場所での災害対応を具体化するためには、学校と地域との協議が必要

○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・臨機の対応の実習を通じ次のステップをイメージしよう
・中央高校と大手前高校の役割分担の検討が必要
・夜間は小さな明かりだけでは対応が大変であり、照明器具だけでもすぐに出せるようにした方が良い

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。
 参加者は約40名、アンケート回答は25件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。

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2022年7月12日 (火)

災害時の避難場所実習at大手前高校の様子

7月12日(火)19:15~20:45、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催、大手前高校定時制課程との合同で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

昨年は、感染症拡大防止のため参加者を限定して募集をしましたが、今年は事前申込み制ながらコロナ前の募集方法に戻し、地域内外からの参加がありました。大手前高校定時制課程との合同での実習は、回を重ね、3月のフォーラムでもイメージトレーニングを行なうことにより、より具体化して行うことができました。

高校開校時には、校内で生徒等の安全確保や校舎の安全確認を行なっている間も、玄関前には避難者が集まってくると思われます。一方、地域の自主防災組織では、自らや家族等の安全確保をしたうえで、有志がいったん地域対策本部に集まり、手分けして2つの高校へ向かうことになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開けるということになります。

22071204 今回は以下の想定で実習しました。
○発災直後は校門を開錠せず、避難所協力担当の高校職員は臨機対応物資を備蓄物資庫から出して準備する
○自主防災組織有志が到着後、避難者全員で避難場所を運営することを確認の上で校門を開錠し運動場に集合する
○そのまま運動場に待機するか、建物内の使用するかは区役所の判断を待つこととし、いずれにしろ必要な作業を手分けして行う

22071209 申込参加者は、19:15に校門前に集合し、進行役から実習の想定説明を受けた後、自主防災組織有志2名が隊長となり、避難者全員による運営を確認しました。

この間、高校職員は備蓄物資庫から臨機対応物資を、事務室から防災行政無線とポータブル発電機用ガスボンベ、会議室から長机を出して、校門の開錠立会に向かいました。

22071210 19:30 避難者は高校職員の校門到達を待って校門を開け運動場に集合整列し、臨機の対応を行なう6班に分かれて実習しました。
○本部班:本部位置の検討と報告・指示の記録実習
○総務・情報班:区役所職員の指導により、防災行政無線による連絡と情報収集・伝達の実習
○管理・設営班:ポータブル発電機と投光器の設置・点灯、屋内避難場所の開錠と点検
○管理・衛生班:区役所職員の指導により、簡易トイレの使用実習、トイレの管理方法確認
22071241 ○誘導・救護班:消防署職員の指導により、応急救護等の備蓄状況点検と活用実習
○消火班:消防署職員の指導により、可搬式ポンプの設置と起動体験、

20:15 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収を開始。

22071218 20:30 全員集合してふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
・積み重ねにより活動がより具体的になってきた
・インバウンドにも伝わる臨機の対応の検討が必要

22071233 ○関係機関から助言をいただきました。
・実習の成果はマンション等での対応にも活かせる
・様々な立場の人が一緒に取組む活動の継続が重要

○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・実習の継続により課題が知ることができ意義がある。
・雨模様での実習実施は初めてであり、これを契機に様々な状況想定をして、問題点を先取りすると良い。

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。
 参加者は約50名、アンケート回答は27件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。

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2022年3月 4日 (金)

地域防災力向上フォーラムの様子

 3月4日(金)18:00~20:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催で、北大江地域防災力向上フォーラム「災害時の臨機の対応・情報と判断」をオンラインで開催しました。行政関係者などオンライン以外での参加を希望する方のために、視聴会場も設けて実施しました。

Img_2713  前半は、兵庫県立大学の紅谷昇平先生から、「災害後の避難所運営と救助活動」というテーマで、昨年夏の災害時の避難場所実習での成果も交えてお話しをお聞きしました。
・災害時に身を守る基本は耐震性向上や家具の固定など自助だが、傷病者など要援護者へは専門機関等と連携を図り対処する必要がある。
・昨年夏の実習で専門家の進行でトリアージを学習したことが今後の連携などに活かせるだろう。福知山線事故の例を見ると、救急隊が到着するまで地域の企業等が大きな役割を果たした。
 また、昨年夏の実習でトリアージ学習の進行をしていただいた兵庫県立大学の大学院生で救急救命士の和田さんにもお話しをいただきました。

・昨年の実習の成果には専門家も興味を持っている。トリアージは専門家にしかできないが、内容を知っていると現場で効果的な対応ができる。

 後半は、現在取組んでいる発災直後の臨機の対応マニュアルづくりに向け、避難場所に集まった有志と避難者の協力で要配慮者にどんな対応ができるのか全員でイメージトレーニングをしました。
・種々の傷病者等要配慮者(5ケース)を想定し、どんな対応が適切か話し合い、ケースごとに和田さんから助言を受けた。
・臨機の対応時に(専門家ではないが)要配慮者に対応する要員の必要性ついて意見交換。
 また、参加いただいた中央区役所や中央消防署、東警察署の職員からトレーニングを通しての助言をいただきました。
・臨機の対応を少人数の有志と避難者の協力に任せるシステムだけでなく、地域での人材育成も必要。
・傷病者を避難所に来させない取組みが必要。
・このようなケースごとの議論を重ねたうえで、マニュアルは細かな対応ではなく方向性を示すものにするのが良い。

 最後に紅谷先生から講評をいただきました。
・学校が生徒の安全を第一にするなど、それそれが優先順位を考えて行動する必要がある。
・北大江では地域有志よりも先に避難場所に来る帰宅困難者をどうコントロールするかが課題。
・要配慮者のための先行的スペース確保の検討が必要。

 地域活動協議会、連合振興町会、まちづくり実行委員会では、今回の成果を臨機の対応マニュアルづくりと、夏に予定している災害時避難所実習に活かし、地区の防災力をさらに高めていきたいと考えています。

 中央区役所、中央消防署、東警察署の職員や他地域からの参加者を含め、オンラインでの参加者は13名、視聴会場での参加は9名でした。アンケートには16人に回答いただきましたが、ほとんどが続けて参加したいという回答でした。


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2021年8月26日 (木)

災害時の避難場所オンライン実習for中央高校の様子

Photo_20210828191601 8月26日(木)19:30~21:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催、兵庫県立大学紅谷研究室、中央高校、中央区役所、中央消防署、東警察署の協力で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

7月13日の災害時の避難場所実習at大手前高校に引き続き、現地での実習を予定していましたが、緊急事態宣言が発出されたため、急きょオンライン開催に変更し、これまで十分な準備ができていない救護班のアクション、避難者のトリアージをテーマとして実習をしました。

Img_2068 オンラインのホストを実習の事務局と兵庫県立大学の紅谷研究室に置き、感染症対策した視聴会場でも意見交換できる構成で開催しました。

スタートでは、事務局から、0~4歳児とその親の世代が増加している地域の人口構成や、世帯数の95%がマンションに居住している実情や、平日数万人に上る滞留人口や2千人弱の帰宅困難者等の地域の実情の説明と、一時避難場所を併設する地域の2つの災害時避難所(中央高校と大手前高校)での、災害時の臨機対応の方針(案)の説明がありました。
臨機対応は、避難者の滞留場所を判断するまでにも必要な、統率、連絡、電源、衛生、救護に分かれて行なう段階と、滞留場所を判断しそれに応じた受付、設営、食糧、物資などの分担を加えて行なう段階が計画されています。いずれにしろ、避難場所で活動する自主防災組織の有志は少なく、避難者が手分けする行動計画になっています。

次に、紅谷研究室の専門家を進行役として、避難者のトリアージについて学習しました。
○トリアージについて、医師、看護師、救命救急士など専門家しかできないことや、黒、赤、黄、緑の判断基準など基本的なことについて話を聞きました。
○6つの事例について参加者でトリアージを疑似体験し、進行役の解説を受けました。
・トリアージの基準に基づいて判断しても容体が変わることがあるから付添いの必要があること
・骨折か捻挫程度かの判断には6時間が一つの目安となること など

○続いて、関係機関や大学関係者の方も交えて意見交換しました。
・トリアージは専門家しかできないので、専門家に協力をお願いする方法を考えておく必要がある。
・専門家によるトリアージに関わらず、応急救護や搬送など避難者の協力でできることを整理しておく必要がある。
・マンション居住者や就業者、就学者が多い現状では在宅避難、帰宅抑制のための家具の固定や備蓄などの啓発が必要である

最後に、紅谷先生から講評をいただきました。
・専門家の進行によりトリアージというテーマを深く検討した成果は大きく、今後もテーマを絞った実習もメニューに加えてはどうか。
・専門家にどう協力を求めるか、避難者の協力で何ができるか整理してほしい。
・本日の検討を避難場所の判断や応急救護、搬送などの具体化に活かしてほしい。

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。

参加者は関係機関、大学関係者を含め約20名、アンケート回答は12件でした。

なお、当初予定していた現地での実習に備えて、7月31日に中央高校の備蓄物資庫の整理を行ないました。

たった今、大地震が発生した時、傷病者に対する避難場所での臨機の対応の整理が一歩進みました。感染症への対応と同じで、残念ながら手を出せないことがたくさんあることがわかりました。これからの実習や臨機の対応方針の検討に活かしていきたいと思います。

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2021年7月13日 (火)

災害時の避難場所実習at大手前高校の様子

21071306 7月13日(火)19:15~20:45、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催、大手前高校定時制課程との合同で「災害時の避難場所実習」を実施しました。

昨年は、感染症拡大防止のため作業を伴う体験を取りやめ、現場を巡って状況を共有して意見交換しましたが、今年は参加者受付で人数抑制しながらもグループに分けれて実習をしました。大手前高校の定時制の課程と合同で実習することにより、高校開校時の想定をより具体化して行うことができました。

21071315 高校開校時には、校内で生徒等の安全確保や校舎の安全確認を行なっている間も、玄関前には避難者が集まってくると思われます。一方、地域の自主防災組織では、自らや家族等の安全確保をしたうえで、いったん地域対策本部に集まり、2つの高校へ有志が向かうことになります。
各高校は、運動場が一時避難場所に指定され、校舎等も含めて災害時避難所に指定されているので、本来はまず運動場に避難し、避難者が自宅で生活できないのを確認して災害時避難所を開けるということになります。

21071318 そこで今回は以下の想定をしました。
○発災直後は校門を開錠せず、避難所協力担当の高校職員は臨機対応物資を備蓄物資庫から出して準備する
○自主防災組織有志が到着後、避難者全員で避難場所を運営することを確認の上で校門を開錠し運動場に集合する
○そのまま運動場に待機するか、建物内の使用するかは区役所の判断を待つこととし、いずれにしろ必要な作業を手分けして行う

21071322 申込参加者は、19:15に校門前に集合し、進行役から実習の説明の想定を受けた後、自主防災組織有志2名の配役を決め、2名が隊長となり、避難者全員による運営を確認しました。

この間、高校職員は備蓄物資庫から臨機対応物資を、事務室から防災行政無線とポータブル発電機用ガスボンベ、会議室から長机を出して、校門の開錠立会に向かいました。

21071328 19:30 避難者は高校職員の校門到達を待って校門を開け運動場に集合整列し、臨機の対応を行なう5班に分かれて実習しました。
○本部班:本部運営物品の確認・整理(本来は関係者間の協議、避難者の統率)
○総務班:区役所職員の指導により防災行政無線による連絡の実習(本来は情報収集・伝達)
○管理・電源・照明:ポータブル発電機と投光器の設置、起動、点灯、電源管理
○管理・衛生:トイレの使用確認、照明設置確認、流し水の確保検討、簡易トイレの使用実習
○消火班:消防署職員の指導により可搬式ポンプの吸管、ホース、ノズル等の設置と起動体験

21071330 20:15 一旦集合して、ここまでが臨機対応で必ず必要な活動で、次のステップは避難者がどこに待機するかによって変わってくるということと、再度役割分担する必要があるという説明があり、撤収を開始。

20:30 全員集合してふり返りをしました。
○各班から実習内容の報告がありました。
・実習しないとわからないことを知ることができた

○関係機関から助言をいただきました。
・実際に照明を消して実習してはどうか
・課題があってもその場で対応できる想像力が重要
・実習の成果を活用していざという時に指導しよう

○兵庫県立大学も紅谷先生から講評をいただきました。
・コロナ禍においても毎年実習を継続していることは、技術や協働のしくみの継承面でも意義がある。
・高校との合同実施で相互理解を深めていることも重要。
・臨機の対応に絞り込んだことも評価できるが、実際にはもっと絞り込む必要があるかもしれない。
・感染症リスクと自然災害リスクなどの判断を一人ひとりやチームで身につける必要がある。

○最後にアンケートをに回答記入いただきました。

 参加者は約30名、アンケート回答は14件でした。

 今年も大きな進展がありました。 同時に実態に近い混乱も見え、 たった今災害が起こったとしてできることや、 考えておくべき課題(たくさんありますが)の共有を進めることができました。

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2021年3月 2日 (火)

地域防災力向上フォーラムの様子

21030201  3月2日(火)18:00~20:00、北大江連合振興町会・北大江地域活動協議会との共催で、北大江地域防災力向上フォーラム「都心の避難場所のアクションカードを学び・つくる」をオンラインで開催しました。行政関係者などオンライン以外での参加を希望する方のために、視聴会場も設けて実施しました。

 前半は、兵庫県立大学の紅谷昇平先生から、コロナ禍の避難場所での対応における注意点、近年増えているライフライン被害の状況と対応方策、非常時の行動手順をわかりやすく描いたカードの必要性や参考事例、などについてお話をお聞きしました。
・新型コロナ対応のマニュアルを完璧に実施することは専門的な人でも難しい、避難場所ではその場で最も優先すべきリスク対応は何かを判断して対処する必要があるる
・代替エネルギーの準備や長期間耐えうる備蓄など、ライフライン被害への対応が必要である
・これまでの実習で使っているシートもアクションカードの一種だが、行動すべきことが見てわかりやすい工夫が必要である

21030202  後半は、これまでの避難所実習やイメージトレーニングではまだ手順が共有できていない、発災直後から避難者による役割分担までのアクションを整理するため、投票機能を使ったオンラインワークをしました。
 避難所の学校が開校している時、閉校している時に、誰が何を優先して行動するか、活動拠点をどこに置くかなどについて、意見交換しながら投票し、投票結果を共有しました。実践講座やワークをもとに検討し、アクションカードづくりを進めたいと考えています。

 紅谷先生からは、コロナ禍でフォーラムを継続できただけでも意義があり、場面場面での課題を共有できたので、現場での判断や事前の備えに役立てることができると評価いただきました。

 地域活動協議会、連合振興町会、まちづくり実行委員会では、今回の成果を地区防災計画(案)の改定と、7月に予定している災害時避難所実習に活かし、地区の防災力をさらに高めていきたいと考えています。

 中央区役所、中央消防署、東警察署の職員を含め、オンラインでの参加者は10名、視聴会場での参加は11名でした。アンケートも投票機能を使ったので9件の回答になりましたが、ほとんどがオンラインであっても続けて参加したいという回答でした。

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